爪もみ療法ーーー気功との共通性
2025/03/08
爪もみ療法というのがあります。この療法に関する本もいくつか出版されているようなので、ある程度一般化されているのでしょう。
爪もみはその名の通り、指の爪の生え際をもう片方の親指と人差し指で挟んでもむのです。1か所を10秒から20秒ほど、少し痛いくらいの力でもみます。
爪の生え際には井穴というツボがあり、ここを刺激することで自律神経の働きを整わせる効果があるとされています。爪もみは、自律神経の交感神経側に傾きすぎた働きを副交感神経側に導き、リンパ球を増やして免疫力を回復させるのです。
また各指には臓器や組織との関係があり、親指は肺などの呼吸器、人差し指は胃腸などの消化器、中指は耳の症状、小指は心臓や腎臓などの循環器や泌尿器の働きを良くすると言われています。
薬指は他の指とは逆に、交感神経優位に導くので、朝起きられず、血圧を高めたい時など、ここをもむと良いでしょう。
爪もみと気功の共通点は何かと言いますと、血流を良くするという点にあると思います。気功を受けると血流が増し、体温が上がることが実験で証明されています。私たちの身体も、寒い時など、内臓を守るために血液は身体の中心部に集まり、その結果、指先などの先端部は冷たくなります。
爪もみ療法は、この先端部を刺激することで、全身の血流を良くすると言えるでしょう。
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