死因の変遷
2026/05/15
現代ほど医療の発達していなかった昔は、殺されたり、大けがを負って死亡することも多かったと思われます。また、病気で命を落とす場合は、圧倒的にウイルスや細菌などによる感染症が多かったろうと想像できます。
中世のヨーロッパでは、黒死病と言われたペストの大流行により、大変多くの人たちの命が奪われました。アルベール・カミュの「ペスト」は、その大流行を背景とした人間模様を描いた作品です。他には天然痘やコレラ、赤痢、腸チフス、マラリア、肺結核、インフルエンザなど伝染性のある病気が多くの人の生命を奪ったのでした。また伝染性はないものの、ポツリヌス菌やノロウイルスなどの食中毒で死亡した人も多くいたでしょう。
現代はこれらの病気の原因となるウイルスや病原菌も発見され、また抗菌剤も発明されて、これらの感染症で死ぬ人は減ってきました。またワクチンの集団接種により、予防的に感染症の大流行を防ぐ知恵も生まれています。
さて、現代の文明国ではこれらの感染症で死ぬ人は減ってきましたが、逆に増えてきた病気もあります。その代表的な病気がガンです。日本の場合、ガンは死因の第1位ですし、生涯の間、二人に一人がガンになり、三人に一人がガンで死ぬと言われています。
日本の場合は死因の第1位はガンですが、多くの欧米諸国の第1位はガンではなく心臓病です。日本の場合、心臓病は第2位です。ここは逆転していて、多くの欧米諸国では、ガンは死因の第2位となっています。ただしフランスはちょっと違っていて、心臓病は第1位ではありません。これはフランス人は赤ワインをよく飲むからだと言われています。赤ワインに含まれているポリフェノールが心臓病を防いでいるのだろうと。
日本をはじめ現代の文明国で、ガンや心臓病の他に死亡の原因となる病気は、脳卒中や肺炎、老衰などです。これらの国では平均寿命がどんどん延びていますが、その原因にはこれらの背景があるのでしょう。
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