ガンと遺伝子の関係
2026/06/06
現在の日本人の死因の第1位はガンです。だからガンと聞くと、誰でも死を意識するに違いありません。それも仕方のないことでしょうが、ガンは遺伝子との深い関係のある病気なのです。
人は誰でもガン遺伝子を持っています。またその一方で、ガン抑制遺伝子も持っているのです。このガン抑制遺伝子は、ガン遺伝子が活性化しないように、いわばブレーキの役目をしていると考えられています。そのブレーキが、何らかの要因できかなくなると、ガン遺伝子のアクセルが入って細胞がガン化するわけです。つまりガンは、ガン遺伝子とガン抑制遺伝子のバランスが崩れた結果起こる病気なのです。
さて、一口にガンと言ってもいろいろな種類がありますが、家系的に遺伝性の強いガンがあります。代表的なのは乳がんや卵巣ガン、大腸がんなどです。ただこれらのガンがすべて遺伝性が強いと言っているわけではありません。しかしこれらのガンが多発している家系があり、この場合は遺伝的な要因を考える必要があるでしょう。たぶん家系的にガン遺伝子の力が強く、ガン抑制遺伝子とのバランスが崩れていることが原因と思われます。
また、一般的にこのバランスを崩す要因として次の三つが考えられています。ひとつは物理的因子で、放射線や紫外線などです。ふたつめは化学的因子で、タバコや食品添加物、アルコール、アスベスト、こげなどです。みっつめは生物的因子で、ウイルスなどが挙げられます。
これらは生活習慣と関係していますが、これ以外にガンの重要な要因があります。それはストレスです。私たちの身体では毎日数千個ものガン細胞ができていると言われています。しかし私たちの免疫系がこれらガン細胞をやっつけているからガン化しないのです。でもストレスで免疫力が弱くなると、ガン細胞を十分やっつけることができず、ガン細胞が集まってコロニーをつくってしまうわけで、これがガンという病気なのです。
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