全身のツボが十分に開いている人を気功の観点から理想の人間だと言いましたが、

それでは、どうしたらツボを開くことができるのでしょうか？

東京四ツ谷の気功サロンでは、気功師養成講座を行なっていますが、

その基礎講座とマスターコースで、ツボを開く講義をしています。

ともに内気功ですが、基礎講座では小周天気功法とアウン気功法がそれにあたります。

小周天気功は頭から始まる体の正中線に沿った10個の重要なツボを開く内気功です。

アウン気功法は、それに手の平の労宮と足裏の湧泉ツボを加えたものです。

マスターコースでは、たまに「五心旋転法」という内気功の瞑想をしますが、

この五心とは、頭頂の百会、両手の平の労宮、両足裏の湧泉ツボの五つを指します。

小周天気功やアウン気功、五心旋転法などをやると、

該当のツボが熱くなったり、ムズムズ感、痺れ感が生じることがあります。

この兆候が、ツボが開いてきたことの証と言われています。