前回このコーナーで、診断された余命と実際に生きている時間に大幅な隔たりがある例を、

新聞記事で見つけて紹介しましたが、同様の例が身近にありましたのでお伝えします。

一昨日、私の妻の大学時代からの友人が亡くなりました。

直接の死因は分かりませんが、28年間も闘病生活を送っていたのです。

28年前、彼女の脳に腫瘍があることが分かりました。

その時の医師の診断は、余命3か月だったのです。

あと3か月と言われたら、家族はビックリしますよね。

残りの短い時間をどう過ごすか、現実的には葬儀の準備や遺産相続の問題もありますものね。

それから彼女は入退院を繰り返し、なんと28年間も生きたのです。

このような例を知ると、生命力の不思議さを感じます。

生命力とか気の力というのは見えないので、その実体は感じるしかありません。

医師の余命診断が大幅に狂うのも、こんな所に原因があるのかも知れません。