私たちの体は、いろいろな系統の相互作用で成り立っています。

たとえば循環器系統、呼吸器系統、泌尿器系統、消化器系統などなどです。

これらの系統は色々な組織で成り立っています。

心臓や肺、肝臓などの内臓、皮膚や骨、血管、神経、筋肉などです。

そしてこれらの組織はすべて細胞でできています。

細胞は高分子→分子→原子と細かくなっていくわけです。

 

これを逆に細かい方から大きい方へ辿っていきますとーーー

原子から分子ができて、分子から高分子ができ、そして高分子から細胞ができた時に不思議なことがおこるのです。

細胞ができた瞬間に命が吹き込まれるのです。

小さなものから大きなものへ進んだある段階で、新たな性質が加わることを創発と言います。

つまり高分子から細胞ができた段階で、創発されて命が芽生えたのです。

世に単細胞の生物がいます。ゾウリムシやアメーバ、バクテリアなどです。

これらは皆生きてますよね。食べ物を捕獲するし、外敵から逃げるし、自己増殖もします。

う～ん不思議ですよね。約38億年前にこの地球上に生命が生まれた（最初の細胞ができた）と言われていますが、

どうやってこの複雑な細胞（遺伝情報であるDNAを持っている）が生まれたのでしょうか？

未だ科学で解明されてない謎なのです。

村上和雄という遺伝学者はサムシング・グレートがいたのではないかと言っています。

私はサムシング・グレートが生み出したエネルギーを気と呼んでいるのですが・・・。