気の作用ーーー中国医学による分類(2)
2019/05/29
私たちの体の中を流れる気(これを内気と言います)は宇宙空間の気とはちょっと性質が違います。
それは受精した時に生じた気(先天の気)に後天の気と自然の気が合わさったものだからです。
後天の気は人が誕生した後に飲食物から生じた気で、
自然の気は同じく呼吸から生じたものです。
この総合的な気が体の中(経絡の中)を流れているのですが、これを元気(真気、原気)と呼びます。
ここまでの解説は前回のこのコーナーでやりました。
さて、中国医学ではこの元気の働きをもっと詳しく述べています。下記の五つの作用があるというのです。
1、推動作用・・・身体のあらゆる生命活動、血液循環を助ける働き
2、温煦作用・・・体を温め、体温を正常に維持する働き
3、防御作用・・・外からの邪気の侵入を防ぐ働き
4、気化作用・・・血液や他の水分の調節をする働き
5、個摂作用・・・血液や他の水分が漏れるのを防ぐ働き
これらの気の作用をまとめると、元気は健康を保ち、生命活動を円滑に働かせる元と言えるでしょう。
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