西洋医学は近年の著しい進歩によって、人体に関し相当な部分で分かってきました。

しかし、完全に人体を把握しているわけではありません。

その証拠に、病気の快復に関し、奇跡と言われる事例があるからです。

例えば、脳に腫瘍が見つかり、できた所が運悪く手術ができないケースの患者がいるとします。

医者からは、よくても余命半年と宣告されました。

この患者は西洋医学に頼らず、気功やハリ、漢方などを試し、

またがんに良いと言われる食生活をして過ごしたとします。

半年後に検診を受けたところ、なんと脳腫瘍が消えてしまったと言うのです。

このような時、奇跡が起きたと表現できます。

このような事例はしょっちゅうあるものではありません。

しょっちゅうあったら、それは奇跡とは言えません。

1万回に1回とか、100万回に1回とか、まれに起こるので奇跡と言うわけです。

しかし、このような奇跡的なケースを西洋医学はどう説明するのでしょうか？

説明できないのです。分からないとしか言いようがありません。

西洋医学の進歩は著しいですが、まだまだ人体には多くの謎が残っているのです。