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コロナウィルスがもたらしたもの⑪ーーーバランスの大切さ

コロナウィルスがもたらしたもの⑪ーーーバランスの大切さ

2020/06/01

今回の新型コロナウィルスが世界的に大流行したことで、この感染症が多くの問題をもたらしました。

その問題は多くの局面でジレンマという形をとりました。

ジレンマとは、相対立する二つがあった時、一方を立てればもう一方がダメになる、という状況のことを言います。

そしてこの二つをうまく成り立たせるためにバランスをどうとるか、

このような客観的な、一方に肩入れしない考え方が大切だと、今回のウィルスは教えてくれたのではないでしょうか。

この感染症の騒動では具体的にどのようなジレンマがあったのか見てみましょう。

①感染防止と経済再生ーーーほとんどの国において、感染の拡大を防止するために、

特定の仕事以外の店や施設の営業の禁止、また不要不急の外出禁止などの政策を打ち出しました。

それによって感染はある程度防止できましたが、このやり方は経済的なダメージが大きく、

企業の倒産や廃業を招き、街は失業者であふれる事態になりました。おそらく自殺者も急増していることでしょう。

だからと言って、店や施設を再開し、人出が増えれば経済は上向きになりますが、感染者は再び増えてしまうのです。

②マスク着用の長所短所ーーーマスクをつけることは感染予防には有効ですが、

これから夏に向かっての熱中症、マスク皮膚炎、口呼吸のリスクを高めるのです。

③外出自粛とストレスーーーなるべく外出を控え、人との接触を避ければ感染防止には効果がありますが、

外に出ない生活はストレスとなり、他の病気を誘発することにもなりかねません。

日光を浴びることはビタミンDを増やし、うつ病になるリスクを減らすのです。

④衛生観念とアレルギーーーー手洗いやマスク、うがいなどは感染症の予防には効果がありますが、

徹底しすぎると、つまり衛生的になりすぎるとアレルギー疾患が増えてしまうのです。

⑤ソーシャルディスタンスと親密性ーーー今回のコロナウィルスによる感染症に対して最も有効なのは手洗いとソーシャルディスタンスだと言われています。

ソーシャルディスタンスは人と人との距離を保つということで、防護シートや立ち位置表示などで、

人と人が接近しないように飲食店やスーパー、エレベーターなどあらゆる所で見かけられます。

ましてや抱き合ったり握手といった肉体的な接触は避けられているようです。

しかしこの政策の徹底は、肉体的な接触がもたらすオキシトシンという愛情ホルモンの分泌を減らしてしまうのです。

オキシトシンは私たちに優しい気持ちや幸福感をもたらすのです。

あちらを立てればこちらが立たず、というジレンマの中で、私たちはどうバランスをとっていけばいいのでしょうか。

一方に偏るのではなく、常にメリットとデメリットを考察しながら冷静に対応することが必要でしょう。

 

 

 

 

 

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