「手当て」や「手かざし」といった部分外気功では、

その名のとおり、手のひらや手指から気を出します。

天目と言って、ひたいの中央、第3の目という場所から気を出す場合もありますが、

多くは手のひらや手指から気を出すのが一般的です。

つまりこの部分から気が多く出るわけで、

握手はお互いの気を交流させるので、握手をすると信頼感が生まれてくるのです。

恋人どおしが手をつなぐのも同じ意味になるわけです。

人の肌やペットなどを手のひらでなでる行為はオキシトシンという愛情ホルモンを分泌させるので、

なでる方もなでられる方も気持ちが良くなるのです。

握手や手をつなぐ行為は、このように気を交流させてお互いの信頼感を増す仕草なので、

昨今の新型コロナウィルスによる感染症予防として、握手が避けられているのは残念なことです。

握手の代わりにグータッチとか肘タッチなどしていますが、全くのナンセンスです。

グーという握りこぶしや肘は相手を攻撃する手段になるからです。

そんなに感染するのが怖いのなら、

お互いが手指を消毒してから握手すればいいのに、と私は思うのですが・・・。