埼玉県の帯津三啓病院の帯津良一院長は、日本ホリスティック医学協会の名誉会長でもあります。

また長年気功をやっていることでも有名で、西洋医学と東洋医学の両方に造詣が深い先生です。

その帯津医師は、気功が健康に良いことを血液成分の変化によって、科学的に証明しています。

実験は約50人の人に協力してもらい、まず彼らから血液を採取します。

その後、気功（内気功）を練功してもらい、また血液を採取するのです。

つまり、気功をやる前とやった後で、血液の成分がどう変化したかを見ようというわけです。

結果は下記のように、気功が健康に良く、病気回復にも役立つことを示しています。

そのいくつかを書いてみますと・・・

①セロトニンの量を増やすーーーセロトニンは精神を安定させたり幸福感をもたらす神経伝達物質ですが、

気功を練功した後には、この量が増えていたということです。

②疲労物質である乳酸の濃度が低下した。

③ナチュラルキラー細胞が活性化し、がん細胞を撃退する能力が向上した。

④血中のアルドステロンの濃度が上昇し、人体の恒常性が高まった。

以上のことから気功は免疫力や自然治癒力を向上させるので、病気回復と健康増進に効果があると言えるでしょう。