老化と認知症
2023/01/19
私たち人間だけでなく、他の動物や植物も老化という運命から逃れることはできません。
生きているものは死ぬことで、一応の決着がつくわけです。
陰陽論的に言えば、生と死は対極にあるわけで、
生のためには死が必要になるのです。
その死の過程に老化があると考えてもいいでしょう。
さて、老化とは何でしょうか?
私たちの体は骨から筋肉、内臓、血管、神経、皮膚、髪の毛に至るまで、すべて細胞でできています。
老化とはこれらの細胞が劣化し、また数が減っていくことで本来の機能が果たせなくなることです。
筋力や運動神経がにぶくなったり、体の柔軟性が落ちてきたり、
視力や聴力などの感覚機能も落ちてきます。
そして免疫力も低下することで、いろいろな病気に罹りやすくなってしまうのです。
なかでも一番弊害がでてくるのが脳の老化でしょう。
なぜなら脳は私たちの生命活動の司令塔でもあるからです。
脳の働きが低下すると、記憶力や判断力、思考力といった知的活動が低下していきます。
またホメオスタシス(恒常性)を司る自律神経の働きも悪くなり、
快適な生命活動に支障が出てしまうのです。
これらは老化にともなう軽い痴呆状態ではありますが、ある程度は仕方のないことです。
もっと憂慮しなければならないのは、痴呆状態が病気によってもたらされる場合です。
それが認知症と呼ばれるもので、
大きくわけて、脳血管性認知症とアルツハイマー病、レビー小体型認知症があります。
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