気功サロン推薦図書(24)
2023/03/25
気功サロン推薦図書(24)
「アニマル・セラピーとは何か」 横山彰光著
私が以前働いていた「元気プラザ」という病院は、全国でも珍しい統合医療を実践している病院でした。
ほとんどの病院、いやすべてと言っていいと思いますが、西洋医療だけで診療しています。
西洋医療は素晴らしいですが、完全ではありません。病気が治らないこともあるし、副作用で悪化してしまうこともあります。
統合医療とは、西洋医療を主体としつつも、それに代わる代替医療を提供しようというものです。
代替医療にはいろいろあります。漢方や鍼灸、マッサージ、カイロプラクティック、ホメオパシー、ヨガ、気功、アロマ、ハーブ、音楽療法の他、本書の題名にもなっていますアニマルセラピーがあります。
アニマルセラピーとは、動物(主にペット)を治療や病気回復に使うというものです。
ペットには素晴らしい力があると私は思っています。なぜなら、ペットは私たちを幸せにしてくれるからです。精神神経免疫学が証明しているように、心と体はリンクしているので、心(精神)の良い状態は体に良い影響を与えるのです。
このことをよく知っている老人ホームは、犬などのペットを飼っている所があります。私の個人的体験ですが、自分の飼っている犬をつれて、老人ホームを訪問するボランティアに参加したことがあります。
アニマルセラピーの実践例はいくつかあります。日本のある老人ホームでは、ラブラドールレトリバーという犬を2匹飼って、入居者たちに世話をさせたところ、4割もいた寝たきりの人が0になったということです。
他にはアメリカの例ですが、精神疾患の患者にペットの世話をさせたところ、暴力をふるうのが少なくなりモラルが改善したそうです。
また、心筋梗塞の発作から1年を経た50歳代の患者を調べたところ、ペットを飼っていた54人の中で死んでいたのは3人だけ、ペットを飼ってない40人では、亡くなった人が11人もいたそうです。
医学的にはペットの頭をなでると血圧が下がることが分かっています。癒しの効果が出るからでしょう。
また、ニューヨーク市立大学のロックウッドによる研究では、ある同じポーズをとっている人物のとなりに犬などの動物を入れたものと、何もない絵を多くの人に見せたところ、動物の絵が入った人物のほうが「友好的」で「幸福」という印象を持たれたということです。
犬をつれて散歩した場合と、何もなく一人で散歩した場合を比べると、犬をつれていたほうが、多くの人と会話したという調査もあります。
このようなことを考えると、ペットは私たちの心を癒し、幸せ感をもたらしてくれるのでしょう。この素晴らしい力を医療に使わない手はないと思います。この分野はまだまだ開発できる余地があると思われます。
気功サロンは四ツ谷にございます整体で、生命エネルギーである気の流れを整え本来の自然治癒力 や免疫力が十分に働く状態へと整えることを目指した、気功施術を提供しております。 全身を巡っている生命エネルギーである気を整え、本来の自然治癒力や免疫力が十分に機能して 病気に負けない体、ストレスに強い体への変化を実感頂けます。 四ツ谷駅に近くアクセスに優れておりますが、ご来院が難しい方に遠隔でのご依頼も承っております。 四ツ谷で気功の施術をお受けになる際は気功サロンへご来院ください。 気功サロン 所在地:東京都新宿区四谷2丁目3−6 パルム四谷 1002号室 最寄駅:四ツ谷