高血圧症にならないために・・・
2026/10/23
人は年齢が高くなるにつれて、血圧も高くなります。高血圧とは、心臓の左心室が収縮して全身に血液を送り込む時、大動脈にかかる圧力を言います。収縮直後は動脈壁に最も高い圧力がかかるので、この時の血圧を最高血圧と言います。逆に拡張期には動脈壁にかかる圧力が低くなるので、この時の血圧を最低血圧と言います。
WHOの基準では、安静でいる時の最高血圧が140以上、最低血圧が90以上の場合に高血圧症と言われています。
高血圧になる主な要因は、動脈の内腔が血栓などがつまり狭くなったり、血管の壁の弾力性が失われたり(動脈硬化)すると、高血圧になるのです。
高血圧は、心筋梗塞や脳卒中、大動脈解離など、死に直結する怖い病気の原因となります。また高血圧は遺伝的要因が強いですが、生活習慣も大きく関与しています。
自律神経は私たちの意思とは関係なく、ホメオスタシス(恒常性)を保つ働きをしています。外気が暑ければ、汗をかいて熱を放散します。逆に外気が寒ければ鳥肌がたって熱の放散を防ぎます。これらは自律神経の働きによるものです。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経は私たちの身体を仕事モードにするため血圧を上げます。ストレスなどで人が緊張すると心臓がドキドキしますが、これも血圧が上がったことの証左です。逆に副交感神経は身体をリラックスモードに持っていきます。身体の活動や機能を抑制して血圧を下げるのです。だから、ストレスの多い生活は高血圧になりがちなのです。
しかし血圧を高める要因はストレスだけではありません。腎臓の働きも血圧に大きく関与します。腎臓は血液中の不要なものを尿に捨てて血液成分を整える大切な働きをしています。しかし腎臓病になると、流れてくる血液量が減るので、腎臓は無理に血液量を増やそうとして血圧が上がるのです。また普段の食生活で塩分を取りすぎると、腎臓に負担がかかるので高血圧になるのです。
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