気功が上手になるためには、調体、調息、調心の三つを訓練することが大切です。

調体は体の動きや姿勢、調息は呼吸、そして調心はイメージ力のことを言います。

私は気功を勉強する人に必ず言っていることがあります。それは・・・

「イメージ力というのは、そのものが力を持っていることを信じてほしい」ということです。

 

本屋さんに行くと、成功哲学と言われる分野の本がたくさん並んでいます。

ナポレオン・ヒルやジョセフ・マーフィー、ポール・Ｊ・マイヤーなどの本です。

『〇〇すればあなたの望みは叶えられる』というようなタイトルがついた本が多いようです。

これらの本に共通しているものは、このイメージ力を使うという点なのです。

 

自分の夢や目標が叶えられた状況をありありとイメージすれば、

その思いは潜在意識にインプットされます。

インプットされたものは、やがてアウトプットされ、その願いが叶えられる、という主張なのです。

潜在意識（無意識）は私たちをあるべき方向に導いてくれる守護霊のようなものなのです。

 

このように調心は、気功の世界だけに限られた効用ではありません。

イメージ力を高める訓練をすることで、あなたの人生をより豊かにすることもできるのです。