スーパーマーケットなどのタマゴ売り場を見ますと、白いタマゴと茶色のタマゴがあります。

茶色のタマゴは数が少なく、また値段が少し高いようです。

だからかも知れませんが、茶色の方が栄養価が高いと思っている消費者も多いのでは。

実際、茶色のタマゴは白いタマゴより上質なのでしょうか？

 

また、色に関してのイメージの問題もあるかも知れません。

白米よりも、少し茶色がかった玄米の方が栄養価が高い。

精白してある食パンよりも、茶色っぽい全粒粉のパンが健康に良い。

白いイメージのある砂糖や塩は取り過ぎると体に悪い、などなどです。

 

さて本題に戻りますが、タマゴは殻の色で品質に違いはあるのでしょうか？

結論は、品質や栄養価の違いは全くないのです。

タマゴの色は、そのニワトリの遺伝子が決めているだけです。

栄養価も美味しさにも変わりないので、色だけでタマゴを選ぶのはやめましょう。