右利きとか左利きというように、利き手については誰でも知っています。

でもそれと同様に、利き脚や利き目、利き耳というのがあるのもご存知でしょうか？

使い勝手を考えた時、脚や目や耳は手ほど影響されることはないので、

自分がどちらの利き脚、利き目、利き耳か知らない人も多いと思います。

脚はサッカーする時、どちらの脚で蹴るのがやりやすいかで分かるし、

目は指で丸をつくって腕を伸ばして何かに焦点をあわせ、片目づつ見て判断できます。

耳は受話器をどちらの耳に当てることが多いかで分かるようです。

利き手に関して言えば、日本人の場合、90％が右利き、左利きは10％だそうです。

 

利き手や利き脚は、その利き側と反対の脳と関連しています。

つまり左脳で右側を、右脳で左側をコントロールしているのです。

左脳は言語や論理的思考を司り、右脳は感覚的なものや芸術面を司っています。

だから芸術家とかスポーツ選手には、日本人の平均を上回って左利きが多いように思います。

しかし紋切型に、利き手だけで才能や性格などは判断できません。

これらはもっと生活環境など複雑なものが絡み合っているからです。

また利き手とその他が必ず一致するものではないようです。

右利きでも、利き目や利き耳は左という場合もあるのです。