神経伝達物質とは何か?ーーーその種類と働き(1)
2019/05/31
脳にはたくさんの神経細胞がはりめぐらされています。
大脳皮質だけで、その数は140億個にもなると言われています。
これら神経細胞の末端はつながっておらず、神経細胞間にはわずかな隙間があるのです。
この隙間に神経伝達物質と言われる物が放出され、細胞から次の細胞へと信号が伝達されるのです。
神経伝達物質はタンパク質の分解物であるチロシンやトリプトファンなどのアミノ酸を原料につくられています。
またその製造工程ではビタミンB群の助けを必要としているのです。
さて、この物質に関し重要な点を言いますと、
その分泌量や出方などにより、私たちの行動や性格、病気まで影響するということなのです。
たとえばセロトニンという神経伝達物質は精神を安定させたり、幸福感をもたらし不安感を除去する働きがありますが、
うつ病の人はこのセロトニンが減っていることが分かっています。
うつ病の代表的な治療薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)は神経細胞間の隙間に、
セロトニンを多く分泌させる働きがあるのです。
薬に頼らずセロトニンを増やすには、規則的な運動や適度な日光浴の他、
セロトニンの原料となるトリプトファンを多く含む食品(肉類や乳製品)を摂ると良いでしょう。
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