神経伝達物質とは何か?---その種類と働き(2)
2019/06/01
前回このコーナーで、脳の神経細胞と神経細胞の間のはざまにある神経伝達物質は
その種類と分泌量、その出方により、私たちの行動、性格、病気に深く関わることを書きました。
今回は、さまざまある神経伝達物質について、その代表的なものの働きを見てみましょう。
・アセチルコリン・・・記憶や学習、睡眠に影響する物質で、分泌が少ないとアルツハイマー病に、
多すぎるとパーキンソン病になる可能性が高まります。
・ドーパミン・・・脳の覚醒や気分の高揚、快感や意欲を高める作用があります。
放出が多すぎると統合失調症に、少なすぎるとパーキンソン病の原因になります。
・ノルアドレナリン・・・自律神経の交感神経に作用し、目覚めや集中力、積極性を促します。
放出が少ないと意欲の低下、多すぎると躁状態を招きます。
・アドレナリン・・・ノルアドレナリンの分泌により副腎から放出される物質でノルアドレナリンと共同歩調をとります。
交感神経を刺激し、血圧や血糖を高めます。不足すると意欲の低下やうつ状態になりますが、
分泌が多く長く続くと、ストレス性疾患の原因になります。
・ギャバ・・・抑制性の神経伝達物質で、精神を安定させる働きがあります。
放出が少ないと不安感がつのり、理性がきかない「キレる」状態になります。
・セロトニン・・・精神を安定させ、興奮と抑制をコントロールし、脳内のバランスを保ちます。
少ないと不安感が増し、意欲の低下、うつ状態になります。
中島克己の気功サロン
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