アレルギー疾患の衛生仮説
2022/03/12
花粉症の季節がやってきました。
スギ花粉が終わったら今度はヒノキ花粉というように、
花粉症に悩まされる人にはつらい季節が続きますね。
しかも昨今は新型コロナウィルスによる感染症も流行っていますので、
どちらに罹っているのか判断に迷うこともあるかと思われます。
さて、花粉症をはじめアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患の原因に関し、
衛生仮説というものがあります。
世の中が衛生的になったことで、逆にアレルギー疾患が増えたというのです。
確かに現在は衛生用品や抗菌グッズなどがよく売られています。
私の子供の頃(もうだいぶ昔ですが)は、世の中もっと不衛生でした。
洟垂れ小僧という言葉もあるように、ハナを垂らしている子供が多くいました。
何らかの感染症に罹っていたのでしょう。
また回虫などの寄生虫がお腹にいた人も多くいました。
この頃は花粉症という言葉もなく、このような症状で苦しんでいた人は少なかったように思います。
実は、寄生虫の排泄物がアレルギーの予防になるという研究があるのです。
だから世の中が衛生的になるとアレルギー疾患が増えるという理屈が成り立つわけです。
ただし私は何も世の中が不衛生になった方が良いと言っているわけではありません。
不衛生な環境では色々な病原菌が繁殖し、さまざまな感染症が増えてしまうでしょう。
しかし衛生的過ぎればアレルギー疾患が増えてしまう。
要はどうバランスをとっていけばいいのか、ということなのでしょう。
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