肝臓の特徴ーーーその機能の多様さ
2019/01/29
肝臓は人体の中で最大そして最重量の臓器です。
また血液の流れの一番多い臓器であるため暗紫色をしています。
前回のこのコーナーで、血液検査の項目で肝臓の状態を見る項目が一番多いと書きましたが、
その理由は肝臓がとても多くの仕事をしているからです。
それでは肝臓はどんな仕事をしているのでしょうか?
細かいものを含めると数は多いのですが、ここではそのうちの主な働き(四つ)を書いてみます。
①栄養分の分解と合成
飲食物で取り入れた糖分やタンパク質、脂肪などを人体で働きやすい形に分解し合成します。
糖分はグリコーゲンに、タンパク質はアミノ酸に、脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解します。
②栄養分の貯蔵
①で分解、合成した栄養素を貯蔵する役目もあります。
そして必要に応じて、元の形に戻して体内で働きやすいように再合成します。
ホルモンの材料になるコレステロールを作るのも肝臓ですし、ビタミンの貯蔵もします。
③有害物の解毒
肝細胞の酵素の働きで、アルコールや薬剤の毒を分解します。
④胆汁をつくる
脂っこい食事をした時に役立つのが胆汁という消化液です。
これは肝臓でつくられ、胆のうで濃縮、貯蔵されます。
このように見てくると、肝臓は巨大な倉庫を備えた化学工場と言えるでしょう。
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